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『ザ・フェミニズム』

上野千鶴子・小倉千加子 筑摩書房/2002.3 フェミニズムはどこへ行ったのか? フェミニズムは女に何をもたらしたのか? そもそもフェミニズムってなんだったのか? というようなことがテーマ。 最近家族の問題を考え続けているので、このあたりでもう一 …続きを読む

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『母が重くてたまらない』

— 墓守娘の嘆き 信田さよ子 春秋社/2008.4 (初出 『春秋』2006.10月号~2007年10月号に掲載、加筆訂正) ざくざくと読む。 対象とされている年齢層は、団塊世代とその娘たち (問題は世代を超えてあることも明らかだけれ …続きを読む

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『生贄の女 ムフタール』

— 屈辱の日々を乗り越えて ムフタール・マーイー ソフトバンククリエイティブ株式会社/2006.9 昨年の10月パキスタンで、15歳の少女マララさんが、 学校からの帰りにタリバンから銃撃される、という事件があった。 (幸い一命を取りと …続きを読む

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家族問題関連の本、図書館、ecc…

昼、iPhone のサファリで開いたら、カテゴリリンク切れ。 夕方PCで開いたらリンクされてる。 なんで? 原因がよくわからないのがいやだなあ。 図書館に本を返しにいって、ついまた借りてきてしまう。 買ったやつで未読が山とあるので、借りるまいと思 …続きを読む

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『血と言葉』

— 被精神分析者の手記 マリ・カルディナル リブロポート/1992.2 (フランスでの刊行は1975年) 森瑶子の『叫ぶ私』でこの本を知った。 森さんは、自身のセラピーの参考にこの本を読んだのだろうか。 それとも、小説の資料だったのか …続きを読む

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『家族の悩みにお答えしましょう』

信田 さよ子 朝日新聞出版/2012.9 (初出誌 「一冊の本」2010.6月号~2012.3月号 単行本化で加筆訂正) 信田さんの最新刊? 人生相談のようなQ&A方式だけれど、 実際にこの通りの相談や質問があったわけではない。 プロのカ …続きを読む

女の美学に殉じたひと 『小さな貝殻』

『小さな貝殻―母・森瑤子と私』 マリア・ブラッキン 新潮社/1995.12 森瑶子が亡くなって二年後、次女マリアによって書かれた追想記。 ここまで暴露しなくてもいいだろう、 というような感想がどこかにあったけれど、 私はあまり暴露的とは思わなかっ …続きを読む

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『結婚帝国女の岐れ道』

『結婚帝国女の岐れ道』 上野千鶴子、信田さよ子 講談社/2004.5 (実際の対談はこの二年前) この勢いなので、一応再読しておこうと昨夜読了。 やっぱりこの本は、二人の対話の妙が読みどころ。 それぞれが自分の拠って立つところから、鋭く相手に切り …続きを読む

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みんななにかにハマッてる 『依存症』

『依存症』信田さよ子 文春新書/2000.6 (2005.7 大8刷) 『夜ごとの揺り籠…』と一緒に見つかったので、再読。 どういう経緯でこの本を読もうと思ったのか、その記憶がない。考えられるのは、 上野千鶴子との対談『結婚帝国女の岐れ道』(20 …続きを読む