前から明るい単焦点のレンズが欲しかったのだけれど、
写真は(ほぼ)旅行の時しか撮らないし、
レンズはズーム(35mm換算28mm-300mm)をつけっぱなしで、
花や料理をとるときいちいちレンズを交換するかといえば、たぶんしない…、
ということで却下となっていたのだが、先日以下の組み合わせが浮上してきて、
いいかも!と衝動買いしてしまった。
OLYMPUS AIR + Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH
OLYMPUS AIR は軽くてコンパクトな(レンズみたいな円筒形の)ミラーレス一眼カメラ。カメラ本体にはモニターが無いのだが、スマホにアプリを入れてモニターに出来る。様々な撮影もアプリを入れることによって可能となる。面白い。
コンパクトさから持ち歩く負担感がほとんどない。散歩しながらぱちぱち出来てとっても楽しい。結果、運動不足引きこもり族に恰好のおもちゃとなっている今日この頃。
OLYMPUS AIR(公式サイト)
Panasonic マイクロフォーサーズ用 交換レンズ LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH パンケーキレンズ ブラック H-H020A-K
使用一週間経過…
気が楽なのだわ
私のカメラテクがずっと初心者のままであるのは、意欲や能力もあるけれど、年に数回しか触らないからでもある。触らないでいるうちに細かな操作を忘れてしまい、旅行にはいつもトリセツを持参する。持参はするのだが、ほとんど開くヒマはなくて、たいていフルオートで撮って終わる。たまによさげなのが撮れたとしても、それは数撃ったなかの当たりに過ぎない。
ところで、AIR+スマホアプリで撮るのは、今持っているミラーレス一眼(OLYMPUS E-PL6)で撮るより設定が楽な気がする。気が付いたらAIRでモードを絞り優先に変え、ホワイトバランスやISO感度も変えて撮っていたりして。
えーと、E-PL6でモードとホワイトバランスを変えるには(と、トリセツPDFを開く)、上部ダイヤルでモードを選び、背面の十字ダイヤル真ん中でOK > ↓キーで電球マーク選択 >→で太陽マークや雲マーク、と選ぶ。これがAIRでは、モニター上でモードマークをタップタップ、WBのマークでタップタップとするだけ。その他の設定もモニター上で出来てしまう。とても気が楽なのである。
どうやら私はあの十字キー(を組み合わせての)操作が苦手であったのだ。ということが分かっただけでも撮影テク向上に一歩進んだような気がする。
PCに繋ぐとOLYMPUS Viewerがワンクリックで画像を取り込んでくれるし、おまけに最初につないだときFrickrアプリから自動送信設定を促され、以後充電してるうちにFrickrへの画像転送も終わるという楽ちんさ。
かったるいとこもあるけどね
AIRはスマホのモニターなし(アプリなし)でも撮ることが出来る。慣れたらスナップにいいのかもしれない。でも私には遠い話である。このスマホとの連携がちとかったるい。
Wifi接続が切れると、スマホの設定でネットワークをAIRにつなぎなおさないといけない。そのあとでアプリ、たとえばOA.ModDial(ほとんどの設定と撮影はこれで行う)を起動、connectをタップ→やっと接続、と、それなりに時間がかかる。かったるくて使えんわ、という人もいるだろう。特に普通の一眼カメラをフットワークよく使いこんでいる人ほど、そう感じるんじゃないかな。
なので、散歩中などつい電源ONのまま、かつスマホをくっつけたままぶら下げていたら、数時間後60枚ほど撮ったところで電池切れとなった。充電器は内蔵なので、予備を持ち歩いて随時交換、ということも出来ない。こまめにOFFにするとか、対策が必要である。
アプリは全部で8個。必須アプリは、初期設定や通常のメニュー操作に必要なOA.Central。加えて、モードその他の機能を使い倒すためのOA.ModeDial、ビューワーのOA.Viewer、アートモード専用のOA.ArtFilterを入れてみた。E-PL6だとアートモードはダイヤルを動かすだけだけれど、AIRではアプリを新たに起動させなければならず、これもかったるいかも。
それからスマホ装着時の縦写真の撮りにくさ! 慣れるしかないのか!?
こんなのあったらいいのに
AIRは「オープンプラットフォームカメラ」という肩書を持っている。アプリやアクセサリーは自由に作っていいよ、ということらしい。現時点でも簡易撮影アダプターとか色々あって、3Dプリンターで注文して(つまりオンデマンド制作ってこと?)入手可能のようだ。が、これだとちょっと敷居が高い。
欲しいのは、光学ファインダーが装着できるアダプター(上記のリアキャップ型簡易アダプターで充分行けるのかな?)。
スマホでの操作は画面も大きくてとても楽。なんだけれど、スマホをくっつけるとせっかくのAIRボディーの小ささ感が失われる。現行のリアアダプターの大きさで、パッとはめられるモニターがあったらたまらなくいいと思うんだけれど。
つまりリアキャップ状の丸いスマホ。カメラ機能も電話機能もいらない。ただAIR用のアプリが動くだけでいい。欲を言えばガラケーみたいにカパッと開いてくれて、モニター部分と操作部分が分かれてくれたらなおいいなあ。
検索していたら、Androidウォッチをリアに貼り付けてる人がいて、この手があったか、と膝打つ思い。ウォッチが小さいと使いづらいかもしれないけれど。あと、どうやって貼るんだろう。接着剤? う~ん、ためらいはある。ウォッチ用アダプター、どなたかプリ~ズ。
二週間経過 2016.12.28
スマートウォッチとの連携が気になっていて、アップルとAndroidとあれこれ調べてみた。
アップルウォッチにもアプリがあるんだけれど(Apple Watchを外付けファインダーにしてみた)、この「AirRecipe」というのはレシピ通りの写真が撮れるというもので、そうじゃなくて…というかんじ。
で、やっぱり最初のころに引っかかったこれが良さそうという結論に達した。
OLYMPUS AIRとE-M1を持って鳥を撮りに行った : 野鳥ときのこ
アプリは「OPC Wear」
スマートウォッチはSONYで注文してしまった…。
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