Flickrのルール、とくにフリープランの変更が「悲報」として伝えられている。
容量の上限が1TBから1,000枚に減ったのだから、利用者には確かに悲報だ。
当サイトもフリー利用で、アイキャッチ画像などをFlickrから取得している。アルバムを張り付けたりもしている。あわてて枚数を確認したらまだ400枚台だった。余裕である。あと500本記事を書くと足りなくなるが、週一本書いたとしても10年は大丈夫。10年後にはまた状況も変わっているだろう。
個人では有料のプロを利用している。年50ドルというのが高いのか安いのかよくわからないけれど、編集機能も気に入っているし、こちらから加工した写真をひっぱってくるときもある。枚数を気にしないでアップできるのもとても重宝である。ブログ用画像置き場も、こちらに統一したほうが良いのかもしれない。
いずれにしろ怖いのはサービスの終了。もちろんローカルにも保存しているから終了と言われてもダウンロードはしないだろうけれど、ちょっと途方に暮れると思う。編集・加工したものはPCにはなかったりするし。
Flickr画像は当サイトだけでなく、複数のサイトでも利用している。それができなくなるのが一番困る。リンク修正を考えるとめまいがする。画像は独自ドメインでサーバーに置くのが一番、と誰かが言っていた。確かに。サーバーは変わっても独自ドメインのディレクトリは変わらないから、リンク修正の必要はない。でもそれだって容量の問題がある。
と、今いろいろ考えても(たぶん)何の足しにもならない。この世界、何がどう変わるのかわからないからだ。コトが起きたらそのときそのときの最適の解を探すしかない。答え探しは世界中の人が行うので、最適解は結構見つけやすいような気もするし。
Flickrに関しては、余裕がある人にはプロへのアップグレードをお願いしたい。無料で利用できるサービスは元来限りがあり、不安定なものなである。サービス内容のダウンも打ち切りも、文句は言えない。だからこそ、金を払って文句を言い、サービスの向上を訴えよう。金を払う人が多ければ多いほどサービスは安定し、向上する。無料サービスのほうもそれに伴って良くなるはずである。親が富めばぶら下がりのすねかじりも潤うのだよ。
同時期、McAfeeの更新が必要になった。こちらはMcAfeeの誘導に従うと最適解にたどりつけない、というケースであった。トータルプロテクションというプランを二台のPCに入れていたのだが、PC画面に更新しろとお知らせが届く。そのお知らせに従ってリンクをたどると、トータルプロテクションの割引が適用された更新ページへ飛ぶ。
ずっとMcAfeeを使ってきたのだが、プラン内容はその都度変えている。新しい商品も出ているだろうし、選択肢を検討したい。見るとリブセーフというのがよさそうである。インストール台数無制限で、スマホやタブレット保護も可能。機能はアップし、年経費は若干下がる。McAfeeの公式トップページでも大きく扱っている。そもそも個人向け商品の案内ページには、トータルプロテクションが無い。
が、マイページにログインすると、先ほどと同じトータルプロテクションの更新ページが開き、他の商品ページに行けない。トータルプロテクションを継続利用しろ!という命令にも近い意志を感じて、むっとした。
McAfeeでは以前にも更新時に腹をたてたことがあった。内容は正確には覚えていないけれど、消費者を誘導する手法に強引さを感じた記憶がよみがえった。ここは安易に誘導に乗ってはいけない、と気を引き締める。
今回、リブセーフで検索したら、Vectorが有効期間三年で3,980円という超格安で販売していた。期日限定だったので即購入。McAfeeのダウンロードサイトへとリンクをたどり、ライセンスキーナンバーを入力すれば手続き完了。マイページとひもづけるのも問題なし。
ただし今回、自動更新を有効にした状態でしか購入できなかった。これがデフォルトなのかもしれない(この前の時のことを忘れている)。マイページで無効化できる、とアナウンスはされている。あとで無効化しようと先延ばしにしていると、そのままになりかねない(以前の腹立ちはこれだったか?)。即座に無効化する。
McAfeeは有効推奨で、PCの保護が切れてしまうリスクを避けるため、と説明している。が、何度も、もうすぐ有効期間が終わるから更新しろ、とお知らせが表示され、そこから同じプランの更新ページに誘導されるのだから、うっかり保護が切れてしまうということもないだろう(たま~にしかPCを起動しない人はあるのかもしれないけれど)。
3年後、こちらのPC環境や利用の仕方も変わっているかもしれない。それに見合ったサービスを検討したい。McAfeeだって次々に新しい商品を出すではないか。別の商品プランと比べて選択したい。
それとも、面倒だから同じもので良い、いや同じものが良いのだ、という顧客のほうが多いのだろうか。ワンクリックで完了するような。それでもっと良いサービスが受けられなかったり、コストも高いままだったとしても。
だとしても、マイページへのアクセスに対して、あの強引さはないだろう。顧客にとっての最適解ではなく、企業にとっての最適解が優先的かつ露骨に提示されているのではないか、と考えたくもなる。
McAfee一筋で(むっとしながらも)使い続けてきた。これからもよほどのことでもない限り他に乗り換えたりしないと思う。だからこそ、すっと利用者の最適解にたどりつけるように誘導してほしい。強引な誘導などしなくても使い続けたくなるように。
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