PC初期化に伴い、ローカルにWordPress環境を作成する。
WebMatrixをインストールしようとしたら今年11月にサポートを終了するとのこと、どこからもダウンロード出来ず、断念。
そうなると選択肢はInstant WordPressしかない(と思う)。
とりあえずひとつ
①公式サイトからダウンロードし、任意の場所にインストール
私の場合、ユーザー>自分のユーザー名>AppData>Local にしてみた
※ディレクトリ名に日本語が入るとエラーになるというので注意
②以下のサイトを参考に、ブラウザをFirefoxに変更し、php.iniも修正
http://jam-note.com/instantwordpress-backwpup/
③InstantWP.exeをクリック、WordpressAdminから管理画面にアクセスし、インストールを確認
④FTPでリモートにアクセス、InstantWP_4.5>iwserver>htdocs>wordpress に wp-content およびphpファイル、imageフォルダなどをダウンロード(上書きコピー)
※複数サイト構築のため、デフォルトのwordpressはコピーをとっておく
※リモートからは.htacsess、wp-config.php、wp-login.php はダウンロードせず、Instant WordPressのデフォルトを使う
⑤ファイルのアップロードサイズ制限を変更するため.htaccessに以下を追記(数値は適宜必要に応じて)
#Change upload limits
php_value memory_limit 64M
php_value post_max_size 33M
php_value upload_max_filesize 32M
php_value max_execution_time 600
#Change upload limits end
⑥phpMyAdminでエキスポート⇒インストールとするもエラーになるため、リモートのWP管理画面>ツール>からXMLファイルをエクスポート、ローカルにインポート。
⑦⑥の方法でWP記事の文字数制限をアップさせるため、plugins>wordpress-importer>parsers.phpの以下の数値を81920に変更(数値は適宜)
function fgets( $fp, $len = 8192)
⑧メニュー、ウィジェット、設定をリモートと揃える
これでやっとテーマ(MH Magazine lite)の更新をローカルでトライできるようになった。やらねば。
二つ目を作成
複数サイトも作れるというので、二つ目を、今度はphpMyAdminで成功させるべくトライ。なんとなくコツがわかってきてOKとなった。
参考サイト
Instant WPに複数インストール
簡単安全にローカル環境を構築 Instant WordPressの使い方
①ローカルのInstantWP_4.5>iwserver>htdocs>二つ目のwordpress用フォルダwp2を作成し(名前は任意)、コピーしておいたデフォルトのwordpressフォルダのの中身をコピペする。
②FTPでリモートサイトから wp-content およびphpファイル、imageフォルダなどをダウンロード(上書きコピー)。ただし前回と同様.htacsess、wp-config.php、wp-login.php はダウンロードしない。
③.htacsess には初回⑤と同様に数値を追記
④ローカルのphpMyAdminで新規にデータベースwp2(名前は任意)を作成
④wp-config.php のデータベースの名前を新規に作成した名前に変更
define('DB_NAME', 'wp2');
⑤二つ目のサイトにアクセスし、ブラウザに従ってwordfpressをインストール設定
Instant WordPressのindexページからWordpress Adminをクリックすると最初に作成した管理画面が開くので、URLの http://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-login.phpのwordpressを新規フォルダ名wp2に変えてアクセスする。
⑥リモートのphpMyAdminの持ってきたいデータベースを>構造>テーブルにチェックしたものを:エクスポートでエクスポートする。ただし、wp-options、wp-usermeta、wp-usersはチェックをはずし、エクスポートしない。
⑦ローカルのphpMyAdminの二つ目のデータベースをクリック>構造から、wp-options、wp-usermeta、wp-users以外のテーブルにチェックを入れ、削除。⑥でエクスポートしたsqlファイルをインポートする。
※テーブルを上書きでインポートしようとするとエラーになるので、リモートから持ってきたいテーブルはローカルで事前に削除しておくのが「コツ」であった。
⑧ローカル管理画面でプラグインとテーマを有効化し、それぞれの設定、外観などをリモートと同様に設定する(デフォルトで入っている不要なテーマはフォルダから削除しておくと良いかも)。
途中、プラグインの有効化や設定更新がエラーで出来なかった。これもphpのファイルサイズ制限が問題だったようで、以下のサイトを参考に.htaccessの数値を修正したらOKとなった。
PHP Fatal error: Allowed memory size of 41943040 bytes exhausted… と出てきた時の対応
二つ目サイトのテーマVirtueはThema Optionsのエクスポート/インポートができるのを忘れており、手動(コピペ)で設定。さささと終わってしまったのでいいんだけれど、もっと楽ができたかも。
この手順を忘れないうちに別に管理してるサイト、Virtue×1とMH Magazine(更新データはDLしてあrんだけど)×1も作っておくといいんだろうなあ。でも、ほとんど動きのないサイトだからなあ。
しかしあらためて、WebMatrix が利用できなくなったのが残念。DBの同期が出来なくても、FTPでつないで直接ファイルをエディタで編集できたのがすごく楽だった。全ファイルで検索/置換も超便利だったのに。
php バージョンと作動しないプラグイン
Instant WordPressは現在バージョン4.5である。発表は2015年8月。含まれるソフトウェアのバージョンは以下。
Changelog
- WordPress 4.2.4 (Updated)
- Apache 2.2.15 (Win32)
- PHP 5.3.2
- MySQL 5.6.25 (Updated)
WordPressはダッシュボードから更新すればよいのだが、その他は自分で更新できるのかどうか。できるとしても相当ハードルは高い。PHPのバージョンアップについても検索でほとんどヒットしない。
実はこのことの弊害に昨日触っていて気が付いた。更新できないプラグインが二つ、Wordpress Related Posts とFeature Image from URL だ。いずれも更新後に有効化できない。Related Postsはわからないが、Feature Image…はPHPが古いせいである。それぞれ旧バージョン(Related… 3.6.3、Featur… 1.5.2)では作動するので、これらプラグインは旧バージョンで検証するしかない(今のところそれであまり問題はない)。
今後、同様のプラグインが出てくるかもしれない。そのときはすぐに旧バージョンに戻せるよう、バックアップを取っておいたほうが良い。
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