8/3日の朝日新聞のこの記事が気になっていた。
モスリム同胞団が座り込んでいる広場に、
子供たちのテントがあるという。
・エジプト政変を評価 米国務長官、同胞団に妥協迫る (朝日新聞 8/3)
20人ほどの子供たちは「平和がいい」と言いつつ、
いっぱしに反政権スローガンを叫んだりもしている。
思ったのは、次のようなことだった。
これ、ほんとのところ、どういうものなんだろう。
脱原発デモに子連れで行くのとはわけが違う。
大規模な武力衝突が予想されるような状況なのに、子供テントってなに?
この記事を書いた記者がどのようにしてこのテントを取材したのか、
それはわからない。
日本に伝えてくれと言われたのかもしれない。
それならそれでいい。
でも、記事からは、このテントがどういうものなのかが、
まったくわからない。
デモ隊、座り込み隊の託児所?
それとも、マスコミ向けのイメージ戦略?
もし記者がジャーナリストであるのなら、
このテントがどういうものなのか、
その背景や意味を伝えるべきだと思う。さらに、
「間違っても、子供を盾にしようとなんか、してないでしょうね!?」
という疑問を(「痛々しく映った」などという陳腐な感想ではなく)
持つべきだと思う。
私の危惧を裏づけるような話を、今日読んだ。
・子どもを利用する罪過 (どこまでもエジプト 8/6日)
先日、ギザ県のとある村から200人近くの子どもを乗せたマイクロバス5台が警察によって差し押さえられ、子どもたちが検察に連行されるという事件がおこりました。
子ども達は7歳から10歳で、女の子も男の子も両方いたそうです。彼らが検察に証言しているところによると、これまで何度もラービア・エルアダウィーヤの座り込み(同胞団の座り込み)に参加し、先日もラービアに向かうところだったとのこと。彼らは座り込みへの参加と引き換えに、1人100ポンド(1500円程度)と食事、洋服の 提供を受けると約束されていたそうです。
検察筋によると、こうした事件は初めてではなく、これまでに何度も子どもを多数乗せたマイクロバスが警察に捕まるという事件が起こっているそうです。
昨日は、拘束されている子ども達の家族らが子どもを返せーとショブラ・エルヘイマの警察署に乱入するという事件も起こりました。
・・・うーん、同胞団。
同胞団は議会選挙や大統領選挙の時にも、子どもや身体障害者を動員してかなりえげつない票集め活動を展開していたことで知られていますが、その基本方針は現在も継続中のようです。
そして、緊迫した状況のままラマダン明け…。
アナザースカイエジプトに、コメントありがとうございました。
この記事を書いたエジプトの友人に、このことを知らせましたら「わかっていただける日本の方々が増えてきて、本当にうれしいです。感謝申し上げます。」とのことでした。
私は、エジプト関連のブログ記事をほぼ読ませていただきました。
エジプトに寄り添ったお考えで、言葉を知らない、心のうちを上手く表現できない言いたかったこと、疑問、知らなかった事実などを書いていただいて、臓腑に落ちる思いです。
特に、朝日新聞の川上さんの記事に関しては、ずっと違和感をおぼえておりました。
新聞記者の局長さんともあろうお方が、こんな一方的な記事を書かれるのかと驚き、また信頼してきた新聞も記者さんによっては、こんなに伝え方が違うのかと恐ろしくもなりました。
これからも、拝見させていただきます。よろしくお願いいたします。
あけみさん、コメントありがとうございます。
関連記事までお読みいただいたことも、とてもありがたいです。
私のエジプトとの関係はまだ日も浅く、たいしたものではありませんが、
本当にエジプトが心配で、自分なりに調べもし、考えもしてきました。
その中で疑問に感じたことに共感していただけたこと、とても嬉しいです。
日本のマスコミ報道、本当に一面的だと思います。
それだけエジプトが遠いということだろうとは思いますが、
それにしても、もう少し多面的に裏側や側面を探ってほしいですよね。
今日、最新の記事を拝読しました。
そのコメントを読んで、たくさんの読者がいるだけに、
様々な反応もあって大変だな、と思いました。
そういうコメントに本当に誠実に返信していらして、感服しました。
でも、それだけ議論を喚起しているということですよね。
これはとても意味深いことだと思います。
今回のことでの収穫は、あけみさんのサイトなど、エジプトをめぐって、
いくつか信頼できるサイトや書き手に出会えたことです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
私も時々おじゃましますね。
アナザースカイエジプトに、コメントありがとうございました。
この記事を書いたエジプトの友人に、このことを知らせましたら「わかっていただける日本の方々が増えてきて、本当にうれしいです。感謝申し上げます。」とのことでした。
私は、エジプト関連のブログ記事をほぼ読ませていただきました。
エジプトに寄り添ったお考えで、言葉を知らない、心のうちを上手く表現できない言いたかったこと、疑問、知らなかった事実などを書いていただいて、臓腑に落ちる思いです。
特に、朝日新聞の川上さんの記事に関しては、ずっと違和感をおぼえておりました。
新聞記者の局長さんともあろうお方が、こんな一方的な記事を書かれるのかと驚き、また信頼してきた新聞も記者さんによっては、こんなに伝え方が違うのかと恐ろしくもなりました。
これからも、拝見させていただきます。よろしくお願いいたします。
あけみさん、コメントありがとうございます。
関連記事までお読みいただいたことも、とてもありがたいです。
私のエジプトとの関係はまだ日も浅く、たいしたものではありませんが、
本当にエジプトが心配で、自分なりに調べもし、考えもしてきました。
その中で疑問に感じたことに共感していただけたこと、とても嬉しいです。
日本のマスコミ報道、本当に一面的だと思います。
それだけエジプトが遠いということだろうとは思いますが、
それにしても、もう少し多面的に裏側や側面を探ってほしいですよね。
今日、最新の記事を拝読しました。
そのコメントを読んで、たくさんの読者がいるだけに、
様々な反応もあって大変だな、と思いました。
そういうコメントに本当に誠実に返信していらして、感服しました。
でも、それだけ議論を喚起しているということですよね。
これはとても意味深いことだと思います。
今回のことでの収穫は、あけみさんのサイトなど、エジプトをめぐって、
いくつか信頼できるサイトや書き手に出会えたことです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
私も時々おじゃましますね。