暮れの28日に(年賀状もまだ作ってないのに)何やってんだろうとは思うけれど、
届いてしまったのでしょうがない。
SONY SmartWatch3。いそいそと設定に着手。
スマートウォッチがどういうものなのかがわかっていないということもあり、
それ以上にウォッチのバージョンのせいで最初からつまづいて時間をロス。
やっと機能するようになったはいいけれど、何なのこのバッテリーの消耗の激しさ。
あと、スマートウォッチって背面(皮膚接着面)がこんなに熱くなるものなのか?などと思いながら、とりあえず今日の作業をメモっておこう。
スマホとの連携でつまづく
まずはウォッチSW3を充電する。で、AndroidスマホにAndroid Wear をインストール、起動。SW3もスイッチオン、言語を選択。【SmartWatch 3】初期設定方法 – YouTube などを参考にペア設定しようとするもエラーとなって設定できず。対処法を検索。らちが明かず、サポートに電話*。ウォッチを初期状態に戻し、再度Android Wearをインストールしなおし・・・と(自分でもやってみたことをもう一度)指示に従ってやり直すも、ウォッチが「もうすぐ完了します」もしくは「インストール中」から進まない。
電話が切れてしまい再度サポートにTel。事情を説明すると、今度はパソコンに Xperia Companion をインストールし、PCとSW3を直接接続して設定しなおせとのこと。
Xperia Companion を起動>ソフトウェア更新>「SmartWatch 3を更新するにはここをクリックしてください」をクリック(待つことしばし)>SW3のスイッチを一旦オフ>AW3のスイッチを「USBに接続」というような画面がでてくるまで長押し>SW3をUSBでPCに接続>画面の指示に従い更新完了>「SW3をはずす」と出たらとりはずす。
スマホのAndroid WearからはSW3を削除しておく>SW3のスイッチオン(起動に待つことしばし)>Android Wearから再設定、でOKとなった。やれやれ。
*サポート電話はすぐにつながり、対応も親切。これだけでもSONYを選んだ価値はあった。
OLYMPUS AIR との接続設定&Wifi 接続でつまづく
スマホに OPC Wear をインストールしてみた。SW3でWifi接続しようとするとスマホ側でパスワードを入力しろと出る。iPhoneでパスワードを入力した記憶が無いので一旦ペンディングとする。
AndroidスマホにOA.Centralをインストールし、Wifi接続を試みる。(そういえば)iPhoneではバーコード読み込み(だからパスワード入力は不要だったんだね)で一発だったんだけれど、我が格安アンドロイドスマホではこれがうまくいかない。AIRのカバーをはずした背面にあるパスワードを手動で入力。なんとか接続は出来た。
が、SW3では我が家のWifiを拾ってしまい、接続できない。仕方なくスマホの設定からウチのWifiを切断(しなくてもWifiオフで良かった?)してみた。ら、ようやくSW3でOPC Wearが起動、Wifiも接続可となり、画面がモニターになっていた。ほんとにやれやれ。
Androidスマホは持ち歩かなくていい!
SW3はスマホを持ち歩かなくてもいくつかの機能は利用できるというので、いつものiPhoneの他にもう一台スマホを持つなんてかったるくてヤだなという私は、次なる検証としてスマホなしでモニター機能が使えるのかを試してみた。結果、使えた! これはいいわぁ!!
課題
①撮りやすさ・・・画面が小さいことからフレーミングが難しいし、水平を取るのもかなり大変。今さらながらスマホをアダプターに張り付けるメリットを思い知る。でも、ぱっと取り出して撮るにはモーレツに撮りやすい。Wifiとの接続もiPhoneより断然早い。二長二短か。その二短も、慣れていってスムーズに使いこなせるようになれば(ある程度はなるでしょ)価値は増す。
②バッテリーのもち・・・つけっぱなしのまま1時間ほど散歩しながら30枚ほど撮ってたら、AIRもSW3もバッテリーが無くなってしまった。あまりの消耗の激しさにちょっと愕然。
③がっつり撮りたいときのスマホとの連携切り替え。
④SW3のウォッチとしての使い方をマスターすること。
一日たって…
AIRとの接続もiPhoneより楽だし、バッテリーの消耗も、こまめにオフにすれば多少は良さそうだし、iPhoneとの接続にはSW3のWifiをオフにして接続しなおせばいいということもわかったし、よしよし、である。
ついでにAndroidスマホにもAIR用の撮影アプリ、ビューワー、アートフィルターと三つアプリを入れて繋いでみた。驚いたのはこちらの方がAIRとの連携がスムーズということ。同じアプリなのだからアプリの使い勝手は同じなのだけれど、Wifiの切り替えが楽なのだ。
iPhoneだといちいち設定でWifiを切り替えないといけないのが、Aスマホ(arp/AS01M)だと勝手に切り替えてくれる。arpをメインモニターにしてもいいかな、と思ったほど。なのだが、サイズがねえ。arpはiPhone6よりでかくてアダプターにハマんないのだ。
それと、やっぱりもう一台SIMも入ってない余分なスマホを持ち歩くのは…、まず無いでしょう。ムスコの旅行用に買って、その後引き取り手もなく転がっていたSIMフリー格安Androidスマホ、スマートウォッチ設定用に生き延びていてくれたのはありがたい!が、これ以上には使わなさそう。
あらためてスマートウォッチについて考えた 2/29
そもそもスマートウォッチってどう使うものなの? と買ってから検索するのもどうかと思うが、目的がAIRのモニターなので順番が逆になった。多くの人がLINEやメールの通知や、カレンダーのリマインダー、Yahooニュースのチェックなどが超便利!というようなことを言っていた。ふ~ん、というかんじであるが、なかにこんな記事があって、頷くところが多々あった。
スマートウォッチって便利? 着用してみて気づいた6つのイケてないUX
接客しながらスマホのLINE通知をチェックするのはヒンシュクをかうが、ウォッチだったらいいだろう(だから大変役に立っている)、とどこかに書いている人がいたけれど、ウォッチだってまずいってことよ、おにいさん。そもそもLINEの通知がそんなに気になるってのがおかしいんじゃね? という方向に行くほうがまともだと思うけどね。
さて、私の使い方は、と。写真撮らない時は時計と歩数計ね。便利なアプリと言われても、そそられるものがほとんどなかったなあ。旅行の時はデュアルで現地時間がでるフェイスとかあったらいいかも、ぐらいか。
ただ、調べたらいろんなスマートウォッチがあって、けっこう面白かった。SIM入れられるやつとか。本気でスマホに代わる端末を目指すならそうなるよね。SIMとマイクロSD入れられて、写真撮れて、電話できる。しかもスマホの本体は携行しなくて済む、あるいはスマホが無くても全てがウォッチで完結する、設定も出来る、というようなやつ。もちろん、メールは音声認識で完璧に送れる。スマホの進化と普及でパソコンいらない人たちが増えたみたいに、ウォッチあればスマホ要らないや、文字入力かったるいしね、というくらいになったら(ならんか)すごいね。
すでにこんなのがあった。単体でGPSを備え地図機能が使える。
もう少しごつくなくて軽ければ(93gはちょっとねえ)旅行用に欲しいかも。
カシオの新スマートウオッチはiPhoneで使いやすくなった(IT pro 2017.1.13)
アウトドアに特化したスマートウオッチをCASIOが発表(Newsweek 2017.1.12)
SONY SmartWatch3は2014年発売で、随分安くなっていたのを公式サイトで購入しようとしたら、ラバーベルトモデルが入荷完了であった。もう製造中止なのかとあせって(電話サポートにあとで訊いたら、それはないと言っていたが)、他のショッピングモールでポイント使ってさらに安く買った。最安値のブラックが売り切れで、もうこの値段で出てこないかもしれないと、ここでもあせってライムグリーンにした。
結果的には黒よりかえって軽快な感じで良かったかも。ベルトは着せ替え可能だし、アジャアスター?で普通のベルトも付けられるし、キーホルダーなんてのもあるし。あと、本体に音楽を入れてブルートゥースヘッドフォンで聴ける、なんてのもさすがSONYじゃないか、と(私はやらないだろうけれど)。結局、アンドロイドスマホなど携行しないだろう私は、どこまでウォッチだけで出来るのかが評価につながるのだ。
で、すごい変なことに気が付いた。SW3のモニター、左右が鏡みたいに逆!!!!!!
って、昨日はそんなことなかったと思うんだけど。ウウ、キボチワルイ。
➾ Watchを初期状態に戻して再度ペアリングしたら、元に戻った。さすがに鏡面はないよなぁ。今日もやれやれ…。
➾ スマホのアプリに左右逆にする機能があって、知らずにこれを触ってたみたい。なあんだ。
一週間後
AIRのモニターに SmartWatch3を(半ば意地で)使っている。ウォッチは腕にはめた状態だとすこぶる見にくいので、外して使う。AIRを左手親指と人差し指で構え、SW3は中指以下三本の指にはめるような感じにすると、比較的撮りやすい。この状態でそのままコートのポケットに手を突っ込んでいられるので、撮りたいときにさっとAIRを出して、(そのあとWifiに繋ぐ手間はあるものの、すぐにつながるのであまりストレスは感じずに)パチリと出来る。
水平の確保とフレーミングは相変わらず難しい。水平を取りにくいときは確信犯的に斜めの構図で撮ってしまったり。本能的に面倒くさいことを避けている。そうなるとクズ写真ばかりが増える結果となるわけで、いいのかなあ、と思いながら撮っている。
それと設定の変更のしにくさ。ミニランチャーなるアプリを入れたら、そのアプリ表示ボタンとモード設定などのタップ位置が重なってしまい、うまく設定変更できない。結局アプリは削除した。
いずれにしろ細かな設定はSW3モニターでは出来ない。が、そもそもこれだけで全てをカバーするのは無理なのだから、SW3は気軽にパチパチするだけのモニターと割り切って使えばよいのだろう。しっかり設定したり、フレーミングやピント位置に厳密にこだわったり、アートフィルターをあれこれ変えたりしたいときはスマホモニターに変えればいいだけの話だ。
とはいえ、ウォッチモニターでも、撮影モード、絞り、シャッタースピード、ISO、ホワイトバランス、露出、連写切り替えは出来る。AFはOffになったままなのをどうすればよいのかわからないのだが、以上の設定変更だけでも私には必要十分ではある。
というように引き続き(半ば意地で)SW3を使って行こうと決意を新たにしているのではあるが、更に割り切れば、SW3はコアをパカッと外してAIR背面に両面テープなどで?貼り付ける(どなたかがされていたように)ほうが使いやすいだろうとは思う。が、今はまだそこまで割り切れない。
などなどしているうちに、ウォッチモニターで撮影出来なくなった。OPC Wearアプリは起動するしWifiにも接続されるのだが、長タップでシャッターを切ると「問題があるためOPC Wearは終了しました」となる。アプリを入れなおし、ウォッチを初期化して再度ペアリングしたら回復したけど…。
二週間後
SmartWatch3モニター、それなりに慣れてはきた。が、WiFi接続がうまくいかない時がある。iPhoneに繋ぎなおしたりしているせいか。それでも散歩の必需品の位置は確定的。
flicker のアルバムを貼っておこう。何枚かflicker上の編集で手を加えてみた。これがものすごく簡便で楽。苦節(=放置)○年、ようやくflickerの凄さを思い知ったかも。
付記
SmartWatchにはこんなのもあった。
GPS機能が備わり、単独で地図機能を利用できるという。フェイスに自分がいる場所の地図がでたり、歩いた経路を記憶できたりするとのこと。もちろん世界時計も表示される。アウトドア派でなくとも、旅行に良さげである。こんなにごつくなくて(もっとスマートだったら)欲しいかも。
4月には新モデルWSD-F20が出る。この方向で進化を続けてほしい。が、重さは…仕方ないのか…。
11か月後(2017.11.26)
マルタ・イタリア旅行で、Airで撮影する機会は予想外に少なかった。モニターはiPhoneで、SONY スマートウォッチ3は嵌めていたけれど、使わなかった。散歩がてら気楽に撮るというよりは、夜の屋内で明るいレンズで撮りたくて、そうなるとやはりモニターがスマートウォッチでは物足りないのだ。
帰国後、ウォッチとAndroidスマホを同期させたら、ウォッチ用のアプリが消えてしまった。スマホ画面にも表示されなくなっていた。再インストールでも同じ。インストールはされているのに、表示だけがされないという状態。再起動やらペアリング解除再設定やらあれこれやってみたけれど解決できず。なんだよぉ!! 一日費やしてもわからん…。
もうウォッチをモニターにするのはあきらめようかという気になっている。それなりに便利ではあったのだが、ウォッチモニター程度の写真ならスマホで撮れば、という話である。私の場合。
というようなことをやっていて、モニター認識がiPhoneよりAndroid端末のほうがすぐれていたのを思い出した。でもアダプターに嵌められないし…。と思いながらあれこれ検索しているなかに、爪がスライドするという記述を見つけた。なあんだ。嵌められるじゃん。これでしばらく行くことにしようか。モニターはでかいほうが良くて、でもiPhoneのWifi接続がかったるくて、もしAndroidが楽なら専用モニターにすればいいってことで。プラスマイナスで少しはプラスもあったと(重くなるけど)。
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