ニュース・コメンタリー (2013年05月29日)
橋下氏の声は世界に響いたのか
橋下大阪市長の特派員協会会見を読み解く
久しぶりにTwitterを覗いて、
VIDEONEWS.COM でも橋本発言を取り上げてたことを知った。
トークそのままだから相変わらず長いけど、ついしっかり視聴してしまう。
なるほど、ホンネの失言も、
弁明すればするほどタテマエの正論を言うしかなくなる見苦しさ、か。
何故日本だけがこんなに責められなくちゃいけないのか、
確かに悪いことだけど、やった(てる)のは日本だけじゃないじゃん、
と言えば言うほど、世界の風当たりが強くなるという負のスパイラル。
だってこれって子供じみた言い訳に過ぎないからね。
国内向けには通っても世界には通らない。
いいかげん、政治家が平気でこう言えちゃうのが日本社会の未熟さなんだというのを、
われわれ日本人の共通認識として確立したいよね。
思ったのは、もしこれが沖縄の米軍に対する部分がなくて、
日本の国内向けの発言だったら、
たぶんこんなに問題にならなかったんじゃないかな、ということ。
日本の性差別に関する甘さ緩さは、男性だけじゃなくて、
無自覚な女性自身も、もう一度考えてみたらいいんじゃないかと思うわ。
でも女性議員や著名な某(S女史)ジャーナリストにも、強制性はなかった、
なんて平気で弁明してる輩がいるからねえ。
情けないし、ほんと見苦しいわ。
前から思ってたことだけど、
自虐史観とか言ってヘイトスピーチをしてる人たちって、
その差別感情むき出し肯定が、
ブーメランのように自分に返ってくるってことに気付かないのかな。
それとも、たとえばある国で、黄色い日本人は出て行け、と石を投げられても、
それが自分が持ってたのと同じ人種差別感情だとは、思わないんだろうか。
人種でも何でも、差別するな、と言うからには、
自分はしない、というところに立つしかない。
たとえ差別感情が自分の中にぬぐいがたくあるにしても。
人権問題もしかり。
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