『アラブから見た十字軍』 — 千年のトラウマと今の争い
『アラブが見た十字軍』 アミン・マアルーフ 牟田口義郎・新川雅子/訳 リブロポート 1986.4.20 (ちくま学芸文庫 2001) 著者の「史談」の巧みさもあって、予想以上に面白く読んだ。 「十字軍は西洋からの視点でしか語られて来なかった」の …続きを読む
2014/06/27|更新:2017/06/30
『アラブが見た十字軍』 アミン・マアルーフ 牟田口義郎・新川雅子/訳 リブロポート 1986.4.20 (ちくま学芸文庫 2001) 著者の「史談」の巧みさもあって、予想以上に面白く読んだ。 「十字軍は西洋からの視点でしか語られて来なかった」の …続きを読む
2014/06/19
ヤマザキマリ/著 幻冬舎 2013.3.9 『テルマエ・ロマエ』の作者による外から見た日本(人)肯定論。これまで否定的に言及されてきたことも、ヤマザキさんによると、「けっこういいよね日本(人)て」ということになる。 印象深かったのは、90年はじめ …続きを読む
2014/06/18
ポール・ボウルズ/編 岩波書店 2013.5.30 モロッコから帰ってきて、まずボウルズの『蜘蛛の家』を再読。とにかく、フェズにはもう一回行かなくちゃ。続いてボウルズではこれを読む。この物語は、ボウルズとモロッコの語り部の共作。訳に訳者の力の大き …続きを読む
2014/06/16
内田洋子/著 講談社 2014.2.13 皿さらさらと、全ての皿を一気に読み終える。内田さんはイタリアとイタリア人を素材にした名料理人、それが ×(カケル)料理なのだから美味くないはずはない。予想通りにウマ過ぎであった。
2014/06/14|更新:2017/06/30
塩野七生/著 新潮社 2013.12.20 いつか書くんじゃないだろうかと、思っていた。 フリードリッヒ二世という中世のルネッサンス人は、知れば知るほど、 七生好みといってもよい魅力的な、傑出した男だからだ。 ゆえに、これまでも様々な著作に登場し …続きを読む
2014/02/14|更新:2019/03/08
★違和感のイタリア 人文学的観察記 八木宏美 新曜社 2008.9 去年の11月に読んだエッセイ。 下書きリストの中から、これだけはお蔵入りさせたくないという一冊。 長くイタリアの大学で教えている著者ならではの観察で、 やはり印象深かったのは教育 …続きを読む
2014/01/03|更新:2015/11/21
夕べは、たまたま夫が持っていた不詳・宮嶋の『空爆されたらサヨウナラ』を読了。不肖・宮嶋(彼の場合の「不肖」は、ミスターやプロフェッサーのようなもの。宮嶋氏と書いらたぜんぜんそぐわなくて笑った)の本は、読みだしたら止まらない。先日の『ビビリアン・ナ …続きを読む
2013/12/02
◆古代ローマ人の24時間 – よみがえる帝都ローマの民衆生活アルベルト・アンジェラ 河出書房新社 2010.7 これはなかなか愉快な本。古代ローマ時代を舞台に小説を書くとしたら必携。
2013/10/27|更新:2021/12/27
★イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか 宮田律 新潮新書 2013.9 FBでもイスラム・中東問題に関して精力的に発信を続けている、 静岡県立大宮田准教授の新刊。 アラブ世界の日本・日本人に対してのシンパシーは本当に財産だよなあと、 しみじみ思う …続きを読む
2013/10/23
★私たちの世界がキリスト教になったとき — コンスタンティヌスという男 ポール・ヴェーヌ 岩波書店 2010.9 テーマにひかれて借りてはきたものの、 結論を言うとはずれであった。 入ってこないのは、文体(訳)のせい ?
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