No Picture

「イスラム国(IS)」と日本についてもう少し

モロッコから帰ってまた風邪を引いている。だが、どうにももやもやとしているのは、風邪のせいばかりではない。モロッコ滞在の日々がほぼ丸ごとISによる人質事件と重なってしまった。ピースフルな景色や人々や音楽と人質事件が、一つのタジン鍋の上に載っている。 …続きを読む

「イスラム国(IS)」と日本 — 追記あり 2/5

「イスラム国(IS)」と日本 — 追記あり 2/5

2011年2月 シリア中部のパルミラ遺跡近郊にて 丘の上にそびえるのはアラブの城 いつもながら、安倍さんの言葉に非常な問題を感じている。 違和感などというあいまいなものではなく、 「それ、違うでしょ」という明確なものだ。 「償わせる」もそうだし、 …続きを読む

No Picture

「風刺」と「テロ」 (追記「私はシャルリー」)

フランスの「テロ」では、思いがあちこちに錯綜している。どう整理したらいいのか。 テロリストの目的は何だろうと考える。この「テロ」は、成功だったのか失敗だったのか。盛り上がるのは「私はシャルリー」と「表現の自由はテロには屈しない」、である。引き起こ …続きを読む

たたかいの作法

たたかいの作法

もしその政権が真に国民のことを慮る政権であるのなら、 まずこの投票日の設定はなかっただろう。 寒く、天候不順で、かつ十分な心の準備も与えれない。 憂鬱な気持ちで新聞を手に取ったその翌朝から一週間、 怒りも絶望も、希望すらあっというまに薄れていくせ …続きを読む

No Picture

キュレーションサイトに拾われて

数日前、ここで書いた記事のタイトルがTwitterで流れてきて驚いた。 |Provai.ciao と、サイト名も入っている。 リンクをクリックすると、とあるニュースキュレーションサイトに行く。 私の記事の抜粋が、文末表現などを若干変えて掲載されて …続きを読む

スカーフとイスラム

スカーフとイスラム

◆『神の法 vs 人の法』- スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層 内藤正典 坂口正二郎[編著]日本評論社 2007.7 イスラムと政教分離で考えを整理しながら、 この本をぱらぱらと読みあさったり、 以前読んだ『ユダヤ教・キリスト教・イスラ …続きを読む