Tempo De Amor

このところ頭の中でなり続けている心地よい音楽。 ハービー・ハンコックの『イマジン・プロジェクト』のなかの一曲、 Tempo De Amor。   何がこんなに心地よいんだろう。 演奏、歌、旋律、もちろん。 でも一番は、このポルトガル語の響き、なん …続きを読む

『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』上・下

塩野七生/著 新潮社 2013.12.20 いつか書くんじゃないだろうかと、思っていた。 フリードリッヒ二世という中世のルネッサンス人は、知れば知るほど、 七生好みといってもよい魅力的な、傑出した男だからだ。 ゆえに、これまでも様々な著作に登場し …続きを読む

メディナとアトラスと砂の城–モロッコ周遊Ⅰ

メディナとアトラスと砂の城–モロッコ周遊Ⅰ

穏やかな王国 エジプトの後に訪れてみれば、モロッコは穏やかな国であった。 穏やかなのは王の国であるからだと、ドライバーのバダーは言う。 隣国のアルジェリアから東に、チュニジア、リビア、 エジプトと続く民主化デモと政治の混乱を(南のマリ共和国も、で …続きを読む

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モロッコの歌姫OUM / Soul of Morocco

到着したカサブランカ空港、ドライバーが見つからない。 ドバイ経由の長距離線×2のフライトと、満席のドバイ-カサブランカ1時間の遅延でへろへろだったけれど、ドライバーと落ち合えないことには疲れたと訴える相手もいない。現地連絡先に電話して待つこと5分 …続きを読む