iPhone + プリペイドSIM in イタリア&ホテルのWiFi事情&旅の役立ちアプリ

 

今回はすんなりいった。
旅行者の多いローマの、しかもテルミニ駅店だったからか。
あるいは、iPhone6 だったせいか、iOS のせいか。
午前11時少し前、テルミニ駅二階のTIMへ。
混雑もなく、すぐにSIM購入。

2G/月(だったと思う)の4G(LTE)+200時間の国内・海外通話で30ユーロ。
2G/月で25ユーロプランもあったが、こちらは通話に料金が発生するから、電話かけるなら30ユーロがお得だよと言われ、それもそうだと選択。5ユーロ分などすぐ使ってしまいそうだったし、チャージも面倒だし。

二枚のカードの、一枚がSIMで、もう一枚はPINコード。設定もお願いと頼むとSIM入れ替えとPINコード入力までやってくれた。これでOKと渡されたが懸念していた通りつながらない。繋がらないよ、というと、あ、このせいだね、とAPNを入れてくれた。ぱっぱっぱ、と完了。こうでなくちゃ。

去年のキオッジャでは、(iPhone4sだったが)自分でプロファイルを削除し、入れ替えなければいけなかったけれど、今回はその必要もなし。

同行メンバーがそれぞれ海外ローミング可能な携帯かスマホを持っていたので、今回はHelloSIM(入り4s)も持参しなかった。複数に分かれての単独行動時も、私につながらなければ同行の別の人に、というふうに連絡を取り合い、電話連絡網は問題なかった。

やはり旅で重宝するのはGoogle Mapである。ローマ郊外で、タクシーが(わざとか、あるいは本当に場所を知らないのか)ぐるぐるするのを、GoogleMapで私が誘導する、なんてシーンもあって、この手は使えると再確認。

うっかりしていたのは、SIMトレー用のピンと、取り外した日本SIMの保管ケースを忘れたこと。いつも持ってきていたのに。ピンはショップのおねえさんが使っていたクリップをもらってきた。これがないと帰国時に日本SIMに戻せない。

日本SIMは名刺入れにTIMのカードと一緒に入れておいたのだが、ホテルで確認したらこれが無くなっていた。焦った。旅先では疲れもあるし、注意力も散漫になる。必ず何か一つくらいはホテルに忘れたり、歩いていて紛失したりする。こりゃショップで落としたかなとあきらめかけた。それでもと何度も荷物をひっくり返して探しまくり、バッグのポケットの底に張り付いていたのを見つけた。やれやれであった。

帰国時の機中で日本SIMに入れ替える。プロファイルはどうするんだろう、WiFiに繋いでダウンロードする必要があるのだろうか、と不安だったが、OCNモバイルONE、何もせずとも接続可となった。Bravo!(素晴らしい)。

ホテルのWiFi

ローマおよびサルデーニャの各都市のホテルでは、一か所を除き全て部屋でWiFIが利用できた。山間の小さな村の三ツ星ホテルではロビーのみであった。ただし、他の人も同様につながったかというとまちまちで、部屋の向きや回線の状態などによるのだろう、やはりホテルのWiFiだけに頼るのは心もとない。速度の問題もある。

帰国便のWebチェックインをタブレット+Wifiでやってみたが、人数もそこそこあったためか一時間かかった。もっとも、全員のパスポートNo.と有効期限、及び生年月日を入れるのがけっこう手間だったのだが。

それでも数年前に比べると、全ホテル全館無料だったし、繋がり具合も以前に比べればマシになっている。一般的には、あえて現地SIMを入れる必要はないかもしれない。パッケージツアーとかで日中GoogleMap等を使うのでなければ、ということだけれど。

旅の役立ちアプリ

それでも私には、旅にiPhoneが必須アイテムになってしまった。GoogleMap以外にもしょっちゅう使うアプリがあって、ひとつは旅マネ(Travel Maneger2)。2012年から使い始めたんだけれど、何にいくら払ったのかが旅の記録にもなっている。これはSIMがなくても使える。

もうひとつは天気予報アプリの eWeather HD。有料アプリだけれど数百円だったと思う。現在地の天気予報も自動取得してくれるし、おかげでTVの天気予報を見る習慣が無くなってしまった。アクティブに使うにはネット環境が必要。

あと必須なのは辞書アプリ。昔は電子辞書を、その昔は分厚い辞書を二冊持って旅をしていたのがウソのよう。伊和・和伊辞典(物書堂)リーダーズ英和辞典と、やはり有料だけれど両方とも普段も使うし。

電話では旅先から日本にかけるのに050+とLINE電話をよく使った。LINE同士はどこにいてもやはり便利。

以下は必須ではないけれどなかなか便利だったり、利用したりしたアプリ。
・電子書籍リーダー・・・昔は文庫本など携帯していたのが不要になった。
・PriorityPass・・・このカード保持者には役に立つはず。空港で一番近いラウンジを教えてくれる。もっともインフォメーションで訊く方がわかりやすかったりもする。

番外編/必要書類の閲覧に必要なアプリ

SugarsyncはPCとの同期に便利だったんだけれど、無料アカウントが廃止されて使えなくなっていた。年に数度の旅に使う程度では有料化に踏み切れず、他のアプリもあるし。

ただ、どのオンラインストレージをどう使うのがいいのか、たまにしか使わないのでなかなか身に備わらない。それで、OneDrive とDropBox をどっちつかずに利用している。が、いずれもネット環境が無いところではチェックできない。

それでEvernote に必要事項をノート保存しておいたり、iPhone設定用のコンフィグファイルを保存したりしたけれど、いずれも利用しなかった。というより、やはり使い方に慣れないのだ。

というようなこともあり、旅の前にファイルをiPadに保存する方法を探した。Wordはダウンロードして保存できるけれど、PDFをダウンロードしてオフラインでも開けるようにしたかった。ファイルマネージャー(TapMedia Ltd)というのを入れてみた。

これまで、重いガイドブックや旅の関係書籍は、必要箇所だけコピーして持っていったのだが、この一部をPDF化して入れていった。これは電子書籍感覚で閲覧できる。もっときれいにスキャニングできれば良いけれど、それでも紙類が減るのはかなりのメリット。

その他のファイルもやはりオフラインで閲覧できるのは大変便利。問題は、すでにiPadへのダウンロードをどうやったかを忘れていること。確かPCに繋いでダウンロードしたんだけど…。

思い出した。というより検索して参照したサイトにたどり着けた。
まずPCにダウンロードした CopyTrans Apps を起動、ファイルマネージャーを選択、ダウンロード、という手順であった。
また忘れるので参考サイトもメモしておこう。
iPhoneやiPadにWord、Excel、PowerPointやPDFなどのファイルを追加する方法

で、やっぱりWordとExcelは、閲覧にもちょっとした編集にも必須なのではあった。ノートPC感覚がどうしても抜けない、ということもあるけれど。

おまけとしては Ligh。懐中電灯、たまに使う場面に出くわすんだよね。あと、帰国してからの新幹線時刻検索に乗り換え案内、くらいか。

こうやって見てみると、必要なのはいくつかの定番アプリとプラスアルファの旅アプリで、あとのごちゃごちゃ入っているのはいらないってことだよなあ。日常の整理見直しと必須アプリに慣れることが課題、という結論であった。

そうだ、もう一つの課題。何でiPadのストレージがこんなにいっぱいになってんの?ということである。前回のウズベキスタンではEye-FiのSDカードで写真を撮っていたので、全てがiPadに同期されている。これが大きいかなあ。iPadの写真整理って、イマイチわかりにくくてそのままにしているのがきいてる。なんとかせねば。

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